[興禅寺の沿革と住職のプロフィール]  

臨済宗 妙心寺派 興禅寺は、 建久元年 (1190年)に臨済宗の開祖・栄西禅師が宋から帰国後、西国各地を伝道した折に開山されました。 栄西禅師には、「興禅護国論」「喫茶養生記」などの著書があり、鎌倉時代当時の大ベストセラーとなりました。禅師は当寺において「興禅護国論」を著したとされており、その著作の趣意をとり、『護国山興禅寺』と名付けられました。 また、興禅寺の中興開山は、江戸時代の名僧で妙心寺の管長も務めた盤珪国師です。 現住職は、早稲田大学の教員であり、情報科学の研究者で(博士 Ph.D. 早稲田大学)、また宗教哲学の研究者でもあります。(早稲田大学で倫理についても教えています) ​主な研究分野は、「ICTを活用した坐禅の遠隔教育など」

[唯一の臨済宗 妙心寺派寺院・文化財]

当寺院は、兵庫県尼崎市、伊丹市、宝塚市地域において、唯一の禅 臨済宗妙心寺派の寺院であり、令和5年で創建832年に至る禅宗の古刹です。 安置されている本尊・釈迦牟尼仏は、室町時代初期の作であり、 戦国時代の再三の兵火から護られてきました。 また、所蔵する達磨大師坐像は、文化財指定されております。 室町時代に、幼い頃の足利義満(一休さんの将軍様で有名ですね)をかくまい、幕府より莫大な領地を頂きました。 現在の本堂は、今から350年ほど前に建立され、現在、市内では唯一の木造禅宗建築物となっています。 山門、鐘楼、開山堂(令和元年に現住職が建立)、経蔵など禅宗寺院に必要な伽藍をほぼ全て備えています。

[連絡先]

電話:06-6417-0074 FAX: 06-6417-0107 mail: kozenji1190@gmail.com 法要などについて、 どうぞお気軽にご相談ください。 また、コロナウィルスによってお亡くなりになられた方の葬儀、法要についても、ご相談ください。さらに、生前戒名についてもご相談に乗っております。

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